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NASCAR2013第3戦ラスベガス

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毎年書いていますが、ここラスベガスはシーズン最初の1.5マイルオーバルなのでシーズンを占う大事な一戦です。レース全体を見る限りは、勢力図は昨年と変わらないようです。

このレースで気になったのは最後のケンゼスとケインのバトルです。レース全体を見る限りロングランはケインが最速で、タイヤもケインが有利でした。ケンゼスがパスされるのは時間の問題のはずでしたが、結局逃げ切りました。
おそらく路面状態がタイヤ作動温度に達しておらず。各車ダーティエアーの中では十分なグリップを得られなかったからだと思います。新車はダウンフォースがCOTより効いているとは云われますが、このレースを見る限りそうは見えません。少なくとも今回はタイヤ交換せずにクリーンエアーを浴び続けたケンゼスの作戦が正解だったわけです。
ケインの走りを見る限り、ターン1~2はラインをズラしてケンゼスに詰め寄ってましたが、ターン3~4はラインが実質1本しかなく、手の打ちようがありませんでした。NASCARの王道スペックであるミドルバンクの1.5マイルオーバルで横並びの走行が難しく、トラックポジションが命というのはいささかどうかと思います。シャーロットやテキサスでは違うとは思いますが、同じようなレースが続くなら問題でしょう。

勝ったケンゼスはジョーギブス移籍後初勝利。御年29歳と144ヶ月を祝うバースデイウインを飾りました。ちなみに「ケンゼスのオッズはいくらだったっけ?」という石見さんのコメントがありましたが、巻き戻して確認すると日本式のオッズ表記で単勝10倍でした。ラスベガスにおけるケンゼスの過去成績とここ2戦のジョーギブスの状態を考えれば、単勝10倍しかつかないケンゼスには張れないですよね。ケンゼスを買っていた人はギャンブルのセンスがかなり高いとおもいます。

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