お祭りのデイトナウィークが終わり、通常営業が始まりました。これからの数戦は今シーズンの勢力図を見定めるレースとなります。今シーズンは車両ルールが変わったので、どのような変化が訪れるかに注目が集まります。これまで使っていたCOTと呼ばれた車両が投入された当初はヘンドリックが圧倒的に速く、NASCARらしくないワンサイドレースばかりでした。今回もそういう事にならないかと危惧されています。ただ、前回のデイトナも今回のフェニックスもシボレー・フォード・トヨタがバランスよく争っていました。
レースはカールエドワーズの久々の優勝なるかどうかに注目が集めました。あとでエドワーズの戦術を振り返ってみましたが、何とエドワーズは全てのピットを2タイヤ交換で出ています。それ自体は「路面改修の効果」の一言で片付くのですが、今回は殆どのスティントで50周以上走っています。2タイヤ交換だと給油は燃料タンク1本分しか出来ません。理論上は最終スティントでガス欠するはずです。でもガス欠する車がいなかったのは、昨年のエンジンレギュレーション改定と新車効果で燃費が驚異的に変わったのだと思います。
残り10周でエドワーズの優勝確実かと思いましたが、ロガーノがスローダウンしました。「ケセロウスキーをアシストするためのスローダウンか」ときな臭さを感じましたが、実際にイエローを出したのはケンシュレイダーでした。シュレイダーさんとエドワーズは遠い親戚ですので、悪意はないでしょう。
流れを止められたエドワーズに対して相手が実力者ジョンソン・ケセロウスキーです。エドワーズ危うしだと思いましたが、巧みなリスタートを決めて2年ぶりの優勝を手にしました。
2位争いはハムリンが絡んで来ました。実はレース中「バックストレートでショートカットする車がいないなあ」とずっと気になってました。路面のラバーを見る限り、ボトムラインを走る車が皆無だったのです。これではコースを改修した意味がないと思いながら見てました。しかし、ハムリンが最後の最後でショートカットから2台抜きをしました。ただあれだけラバーの乗りがないラインを走るとタイアのグリップが一時的に悪くなりそうです。2位に上がったハムリンもチェッカー手前でジョンソンに交されました。これだとファイナルラップしかあのラインは通れません。NASCAR側は再考が必要でしょう。
レースはカールエドワーズの久々の優勝なるかどうかに注目が集めました。あとでエドワーズの戦術を振り返ってみましたが、何とエドワーズは全てのピットを2タイヤ交換で出ています。それ自体は「路面改修の効果」の一言で片付くのですが、今回は殆どのスティントで50周以上走っています。2タイヤ交換だと給油は燃料タンク1本分しか出来ません。理論上は最終スティントでガス欠するはずです。でもガス欠する車がいなかったのは、昨年のエンジンレギュレーション改定と新車効果で燃費が驚異的に変わったのだと思います。
残り10周でエドワーズの優勝確実かと思いましたが、ロガーノがスローダウンしました。「ケセロウスキーをアシストするためのスローダウンか」ときな臭さを感じましたが、実際にイエローを出したのはケンシュレイダーでした。シュレイダーさんとエドワーズは遠い親戚ですので、悪意はないでしょう。
流れを止められたエドワーズに対して相手が実力者ジョンソン・ケセロウスキーです。エドワーズ危うしだと思いましたが、巧みなリスタートを決めて2年ぶりの優勝を手にしました。
2位争いはハムリンが絡んで来ました。実はレース中「バックストレートでショートカットする車がいないなあ」とずっと気になってました。路面のラバーを見る限り、ボトムラインを走る車が皆無だったのです。これではコースを改修した意味がないと思いながら見てました。しかし、ハムリンが最後の最後でショートカットから2台抜きをしました。ただあれだけラバーの乗りがないラインを走るとタイアのグリップが一時的に悪くなりそうです。2位に上がったハムリンもチェッカー手前でジョンソンに交されました。これだとファイナルラップしかあのラインは通れません。NASCAR側は再考が必要でしょう。