初タイトルを狙うペンスケ・ケセロウスキーにとっては最大の難問であるマーティンズビル。ハムリンかジョンソンが優勝するのは仕方ないと考えても、トップ10を確保したいところでした。タイトル争いの天王山と呼べるこのレースでしたが、比較的波乱なく終わったと思います。しいて波乱と言えばハムリンのトラブルでした。ハムリンはペナルティで2度最下位付近に落ちても、100周かからずに巻き返すような超絶マシンでした。ところがあの電気系トラブルです。残念ですが、仕方ありません。ハムリンの今回のチェイスは厳しい戦いでした。2年前はジョーギブスだけではなく同じトヨタのマイケルウォルトリップレーシング勢のアシストがありましたが、今回のチェイスではそれがありませんでした。クリボーやトゥレックスもチェイスを争っているので当たり前の話です。しかし、このレースで道を譲らないビッカーズにハムリンがキレてました。ハムリンはおそらく理解してないのだと思います。
スポット参戦という微妙な立場ながらも上位を走るビッカーズが素直に道を譲ったのはチームメイトのクリボーだけでした。昔お世話になったヘンドリックの面々にも牙をむき出して戦ってました。前2戦JRが欠場した時に「何で代役がスミスなの?ビッカーズが空いているだろ」と思いましたが、今回のレースを見て、まあ察しました。
ケセロウスキーはベストを尽くしました。そして今回も少し運に恵まれたような気がします。マーティンズビルはトラックポジションが重要なので、最後のステイアウトは本来好手なはずですが、ケセロウスキーの場合は少し話が違います。一緒にステイアウトをしてくれたのは彼の元親分であるアーンハートJRだけでした。ケセロウスキーの人間関係を考えれば作戦を立てる上で折り込み済みでなければいけません。ケセロウスキーがラッキーだったのはピットに入った車両が2タイヤ交換しかしなかった事です。あそこでヘンドリックの面々が4タイヤを行っていれば、結果は大きく違っていたでしょう。リスタート時にケセロウスキーの後ろにいたのがイエスラクラク状態のジョンソンだったからあそこまで抵抗出来たものの、あれが2タイヤのカイルだったら直ぐに道を譲らざるを得ないですから。
驚きだったのはクリボーとケインの頑張りです。チャンピオン争いに踏みとどまりました。ただジョンソンとケセロウスキーのチェイスに入ってからの獲得ポイントアベレージが40ポイントくらいあるので、ここから自力での逆転は難しいです。ホームステッドまで残り3戦何かがある事を期待して引き続きトップ5フィニッシュを続けるしかありません。
勝ったのはジョンソンでしたが、カイルは惜しかったですね。強引に行けば勝っていたと思います。ハムリンが生き残っていればカイルは捨て身のアタックをしていたのでしょうが、あそこでジョンソンにぶつけて喜ぶのはケセロウスキーですからねえ。カイルとしては無念の自重だったのでしょう。
スポット参戦という微妙な立場ながらも上位を走るビッカーズが素直に道を譲ったのはチームメイトのクリボーだけでした。昔お世話になったヘンドリックの面々にも牙をむき出して戦ってました。前2戦JRが欠場した時に「何で代役がスミスなの?ビッカーズが空いているだろ」と思いましたが、今回のレースを見て、まあ察しました。
ケセロウスキーはベストを尽くしました。そして今回も少し運に恵まれたような気がします。マーティンズビルはトラックポジションが重要なので、最後のステイアウトは本来好手なはずですが、ケセロウスキーの場合は少し話が違います。一緒にステイアウトをしてくれたのは彼の元親分であるアーンハートJRだけでした。ケセロウスキーの人間関係を考えれば作戦を立てる上で折り込み済みでなければいけません。ケセロウスキーがラッキーだったのはピットに入った車両が2タイヤ交換しかしなかった事です。あそこでヘンドリックの面々が4タイヤを行っていれば、結果は大きく違っていたでしょう。リスタート時にケセロウスキーの後ろにいたのがイエスラクラク状態のジョンソンだったからあそこまで抵抗出来たものの、あれが2タイヤのカイルだったら直ぐに道を譲らざるを得ないですから。
驚きだったのはクリボーとケインの頑張りです。チャンピオン争いに踏みとどまりました。ただジョンソンとケセロウスキーのチェイスに入ってからの獲得ポイントアベレージが40ポイントくらいあるので、ここから自力での逆転は難しいです。ホームステッドまで残り3戦何かがある事を期待して引き続きトップ5フィニッシュを続けるしかありません。
勝ったのはジョンソンでしたが、カイルは惜しかったですね。強引に行けば勝っていたと思います。ハムリンが生き残っていればカイルは捨て身のアタックをしていたのでしょうが、あそこでジョンソンにぶつけて喜ぶのはケセロウスキーですからねえ。カイルとしては無念の自重だったのでしょう。