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NASCAR2011第36戦ホームステッド

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2011年シーズンも最終戦を迎えました。最終戦を見終えるとNASCARレースを2ヶ月も見れないと思い、録画したものになかなか手を付けられず更新が遅れました。というのは嘘でテレビが故障していただけです。近頃お馬さんやスロットルの調子がいいため、新しいテレビはちょっと高い物にしました。ところが、アナログ画質で録画しているので大して綺麗な映像ではありません。更にアーンハートJRの走りはイマイチでした。せっかく高いテレビを買ったのにどういう事だと。

そんな戯言は置いておいてチャンピオン争いに決着の時がやってきました。このレースもトニースチュワートとカールエドワーズとのマッチレースです。
正直数戦前から「どうしてこの2台だけ極端に速いの?本当に正規のマシンなの?こんな展開をNASCARファンは望んでいるのか?」と思いながら見ていました。
ただ今回は勝ったほうがチャンピオンという解りやすい状態です。今回に限って言えば2台のマッチレースというのも悪くなかったと思います。最終戦までもつれたチャンピオン争いで名勝負と言えば真っ先に挙がるのが2000年WGPのオリビエジャックVS中野真矢です。バイクレースファンならロリスカピロッシVS原田哲也の方が記憶に残っていると思いますが、レースの中身だけで言えばやはりジャックVS中野だと思います。今回のレースもこれくらいのクオリティーになる事を期待してみてました。

最後60周あたりからトニーが燃費走行しだしたのには理解に苦しみました。エドワーズと互角の勝負をしているわけですから確率の低い方に賭ける必要が全くありません。先に入ったエドワーズが周回遅れの状態ならトラック上に居座る価値はありますが、同一周回に戻されたらとっとと入らないと今度はリスクが膨らんできます。おそらくは雨を見越しての作戦だと思いますが、ここで致命傷にならなかったのがトニーはツイテました。
最後のリスタートはケセロウスキーやカイルが前前方に陣取る展開に。言うならば火薬庫の中でバトルするようなもんです。
「エドワーズはカイルやケセロウにちゃんとお歳暮を送ったのだろうか」と心配しましたが、嫌な予感は的中しました。結局リスタートで築いたリードを守りきったトニースチュワートがチャンピオンに。最後の最後に同点に追いついて優勝回数で上回るという今年の春のタラデガのジョンソンみたいな際どい勝ち方でしたが、チェイスに入ってからの内容は文句なしでした。一方99年有馬記念のスペシャルウィークみたいな負け方をしたカールエドワーズはガックリでしょうねえ。来季は今季のハムリンみたいに燃え尽き症候群にならなければいいのですが。

今シーズンのNASCARも見所満載で飽きずに36戦+2レース観戦出来ました。私くらいオッサンになるとF1は鈴鹿でタイトルが決まって最終戦があってシーズン終了という感じなので
F1の消化試合はほとんど見ませんでした。「何ぞインドGPって。というか観客の数が凄いなあ」という印象しかありません。そんな20年以上モタスポを見ているオッサンでも満足させてくれる今のNASCARは素晴らしいと思います。今シーズンもNASCAR関係者と当ブログの記事を読んで頂いた数少い日本のNASCARファンに感謝をして更新を終えたいと思います。

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