私にとってこのトラックは20年ほど前にインディーカー中継で生まれて初めて目にしたオーバル形態のレースコース。それが大改修されたとあって感慨深い思いでした。改修後の感想は「遊び心があってよろしい」といったところです。「遊び心」というのはもちろんバックストレートのショートカット部分です。あのお陰でワイドラインで走れます。そしてワイドに走れるも直後のコーナーでラインが交錯する点がおもしろいと感じました。今回はロングランでのゴールでしたので大きなトラブルはありませんでしたが、グリーンホワイトチェッカーなんかになるとカオスな攻防になるはずです。
レースは前戦同様にカールエドワーズとトニースチュワートのデッドヒートが続きます。他のチェイスコンテンダーが全く抵抗出来ません。もうここまで来ると1点差を争うゲームと考えていいでしょう。ゆえにレース戦術もそれに合わせなければいけません。例えば最後のエドワーズのピット。天敵ケセロウスキーが前にいるので一刻も早くピットに入りたくなるのは解りますが、あそこは我慢すべきです。近年のウェイブアラウンドルール導入で先にピットに入るリスクは少なくなりました。しかし、レース終盤にリードラップの最後尾に落ちただけでも致命傷になるのが、今のエドワーズとトニーの戦いです。エドワーズ陣営は「このままイエローが出なければロングランセッティング&早めタイヤ交換のケインには勝てない」と早々に見切るべきでした。そしてリスクの軽減とイエローが出た時にケインを逆転出来るプランにシフトチェンジすべきでした。最後の最後までコース上でケインを追いかける姿勢を見せたエドワーズ陣営の判断は間違っていたと思います。でも結果的に悪い方には転ばずランキングトップをキープする事が出来ました。一方ランキング2位のトニースチュワートも自力チャンピオンの目がある点差です。最終戦の放送を楽しみに待ちましょう。
ケインは2年ぶり優勝。レッドブルチームに花を添える形となりました。前回勝った時の映像が流れてましたが、あのバドカラーが随分懐かしく感じます。今シーズン終盤で右肩上がりに調子を上げるケインに対して気になるのはアーンハートJRのヘンドリックでの立ち位置です。今シーズンのチェイスではせめてヘンドリックのトップで終えて欲しかったのですが、ズタボロのジョンソンすら捉える事が出来ません。来年こそは本気を出さないといよいよヘンドリックでの居場所がなくなりそうです。
レースは前戦同様にカールエドワーズとトニースチュワートのデッドヒートが続きます。他のチェイスコンテンダーが全く抵抗出来ません。もうここまで来ると1点差を争うゲームと考えていいでしょう。ゆえにレース戦術もそれに合わせなければいけません。例えば最後のエドワーズのピット。天敵ケセロウスキーが前にいるので一刻も早くピットに入りたくなるのは解りますが、あそこは我慢すべきです。近年のウェイブアラウンドルール導入で先にピットに入るリスクは少なくなりました。しかし、レース終盤にリードラップの最後尾に落ちただけでも致命傷になるのが、今のエドワーズとトニーの戦いです。エドワーズ陣営は「このままイエローが出なければロングランセッティング&早めタイヤ交換のケインには勝てない」と早々に見切るべきでした。そしてリスクの軽減とイエローが出た時にケインを逆転出来るプランにシフトチェンジすべきでした。最後の最後までコース上でケインを追いかける姿勢を見せたエドワーズ陣営の判断は間違っていたと思います。でも結果的に悪い方には転ばずランキングトップをキープする事が出来ました。一方ランキング2位のトニースチュワートも自力チャンピオンの目がある点差です。最終戦の放送を楽しみに待ちましょう。
ケインは2年ぶり優勝。レッドブルチームに花を添える形となりました。前回勝った時の映像が流れてましたが、あのバドカラーが随分懐かしく感じます。今シーズン終盤で右肩上がりに調子を上げるケインに対して気になるのはアーンハートJRのヘンドリックでの立ち位置です。今シーズンのチェイスではせめてヘンドリックのトップで終えて欲しかったのですが、ズタボロのジョンソンすら捉える事が出来ません。来年こそは本気を出さないといよいよヘンドリックでの居場所がなくなりそうです。