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NASCAR2011第34戦テキサス

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レース前の話題はカイル・ブッシュの出場停止の話題で一色でした。VTRを見ると確かにカイル・ブッシュの行為は結構悪質です。先週のマーティンズビルで大暴れしたビッカーズと何が違うの?と聞かれそうですが、今回のカイルのぶつけ方は相手を外側のウォールに激突させようという意図があるぶつけかたです。そういえば昨年のこのレースでジェフバートンがジェフゴードンにぶつけたシーンとよく似ています。あの時もジェ フ・ゴードンが怒り狂ってジェフバートンに掴みかり ました。おそらくあのようなぶつけ方はNASCARですらご法度の行為だと考えられます。
 結果的にカイルは出場停止となりました。ネットのアンケートは「処罰は適性」「もっと厳罰にすべき」という意見が大半だったどうですが、私の意見はもちろん「カイルに対する処罰は重すぎる」です。いつも言っている事ですが、NASCARの出場停止条件は「警察に捕まること」、「薬物検査に引っかかる事」で構わないです。百歩譲ったとしても過去同じく出場停止処分になったロビーゴードンのモントリオール事件くらいの悪質さは必要だ と思います。
その当時当ブログで紹介した記事
http://blogs.yahoo.co.jp/oyajitokaityou/48937007.html
カイルのケースをサッカーに例えるとイエローカードが累積した程度です。一方ロビーゴードンの事象はレッドカードを出されても退場せずにプレーを続けて、挙句の果てには相手選手を殴って、ゴールネットに放火をするレベルです。処罰を一緒にしてはいけないと思いますし、カイルには是非ロビーゴードンを目指して欲しいと思います。

レースは中盤あたりからトニースチュワートが支配する展開に。トニースチュワートはたまにスターを取ったマリオ状態の時期がありますが、チェイスに入ってからそれがやってきました。いわゆる手がつけられない強さです。そのまま圧勝してチェイス4勝目に。エドワーズが2位に入ったのでポイントリーダーには浮上出来ませんでしたが、チャンピオンに王手をかける走りでした。ランキングを見渡すとトニーとエドワーズの一騎打ちの様相といった感じです。ただこの2人の争いだと最終戦が泥仕合の様相になる事も十分考えられます。ケンゼスやハービックが次戦フェニックスで差を詰める事が出来れば大逆転の可能性も出てくると思います。

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