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NASCAR2011第7戦テキサス

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今回はレース本編からちょっと話が外れますが、このレースを見て
キャッチカンマンを削減したピットルールの影響がようやく理解出来ました。

まずはこの2つの映像をガスマン中心に見比べて下さい。
昨年までのピットストップ
http://www.youtube.com/watch?v=jCBjLbNZwpI&feature=related

今年からのピットストップ
http://www.youtube.com/watch?v=ca2EOE_j95A

キャッチカンマンがいない事により1本目の給油と2本目の給油の間に大きなタイムラグが生じます。
そのため給油をするのに13秒以上かかるようになりました。言い換えればタイヤ交換完了するまでに
給油が完了してない可能性があるのです。
これが今シーズンよく見られるトラブル
「ピット作業したのにガソリンが満タンになってなかった」
の原因です。


そこでリアタイヤキャリアがキャッチカンマンの役割を引き継ぐ方法を考え出しました。
http://www.youtube.com/watch?v=6dkgac5x-1U
この映像はモンちゃんのクルーですが、G+の放送ではアーンハートJR、クリボーのピット作業で見る事が出来ます。
ちなみに映像では外したリアタイヤをリアタイヤチェンジャーが運んでいますが、
アーンハートJR、クリボーの場合ジャッキマンを経由してフロントタイヤキャリアが運んでいます。
創意工夫があふれるよく考えられたピット作業ですね。

ところがところがです。実はこの手順は100点満点ではありません。確実性や時間短縮を考えれば現段階でのベストは以下の手順となります。リアタイヤキャリアとガスマンの動きに注目して下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=QPGP1Id1T_Q
動画にあったコメントを見る限り、ネーションワイドですがマイケルウォルトリップレーシングの作業風景です。「流石KAIZENのTOYOTA」と言っておきます。


レースは珍しいと言っては失礼ですが、ラウシュ勢が終始上位独占のままレースを圧倒しました。競馬で言うならば社台グループやサンデーサイレンス産駒といった上位独占具合です。鳴かず飛ばずのレーガンですら常に上位を走り、最後もトップ10を守り抜きました。クリボーやカイルブッシュが抵抗するも最後はケンゼスの貫禄勝ち。本当は戦術の差でトニースチュワートが勝っていましたが最後のピットストップで痛恨のスピード違反。トニースチュワートにはよくある事です。

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