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今更ながらレスリングのオリンピック除外問題について

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はい、今週更新する内容が見当たらないので苦し紛れです。

この問題の本質は「レスリングを除外する必要が本当にあるのか?」という事だと思います。確かにレスリングは競技としての見栄えは悪いです。格闘技という分類で見てしまうので、対戦の優劣が明確であるボクシングや柔道やテコンドーよりも評価が低くなりがちです。オリンピックの開設当時からあったという伝統も言い訳にはならないでしょう。
しかし、ロンドンオリンピックでたまたまレスリングを見ましたが、コンパクトな会場で同時に3試合進行する合理的な運営に見えました。野球やソフトボールのように、地域が偏っていてなおかつ球場建設のコストもかかるような競技なら除外も当然だと思います。しかし、レスリングを外すメリットが全く見当たらないのです。あれだけコンパクトな運営が出来ているのなら、26競技目に入れても何も問題ないはずです。

結局、「毎回必ず1競技入れ替えするから投票権のある理事に現金宜しくね」というオリンピックの特有の体質が理由としか思えません。現金と言っても実際に裏で現ナマを渡すわけではないです。投票権のある人に競技団体の重役ポストについて貰って、多額の謝礼を払えばいいだけです。そのやり方に何の問題もないのがオリンピックです。レスリング協会はそれをしなかったから除外されただけ。そしてこれこそが、オリンピックがいつまで経ってもツマラナイ原因です。こういう議論もせずにレスリング存続をどうこう言うのは、ズレているように思います。

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