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NASCAR2011第33戦マーティンズビル

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マーティンズビルは期待通りのレースでした。NASCARの上層部から「これ以上荒れたら日没までにゴール出来ないだろうが。お前らちょっとは自重しろ」と叫んでいる光景が目に浮かびます。今回からタイヤのスペックを変えて頻繁に交換するようになりましたが、どこぞのハーフマイルと違ってアンダーグリーンでのピットインにはなりません。序盤はアーンハートJRとビッカーズが大暴れしてました。彼らは「撃墜したマシンの数が多い人が優勝」と勘違いしているのでしょう。そういう視点だと優勝はぶっちぎりでビッカーズですが、あれだけ色んな所に喧嘩売っといてどの顔を下げて来年の就職活動するのでしょうかw。

レース中盤になるとヘンドリック勢やハムリンなどここを得意とするドライバーが上位を占めます。特にジョンソンは「こことフェニックスのチェイスでのアベレージフィニッシュが2.0」という数字が紹介されてました。よく見ると過去5年間という注釈がありましたが、それでも驚異的な数字です。ジョンソンの6連覇の目もまだまだあると煽りたいのでしょう。
タラデガ終了時点でトップとは50ポイ ント差。数字だけ見るとまだまだ逆転出来ますが、実際は相当厳しいと思います。何故ならトップに近い位置に4人もいるからです。5人全員が1~2回リタイアしないとジョンソンの自力優勝の可能性すら出てきません。そういう視点で最後の3周を見るとジョンソンの判断は甘いです。あそこはトニースチュワートをスピンさせて優勝しておかないとチャンピオンの可能性を閉じる事になります。まあそこまでしてチャンピオンと大量のブーイングが欲しいかと言えば欲しくないのでしょうけど。

大乱戦だった今回のレースでしたが、エドワーズはスイスみたいな永世中立国走法で難を逃れます。1度は周回遅れになるも粘りの走りで何とかポイントリーダーを死守。残りのトラックを考えればエドワーズが圧倒的に優位ですが、去年のハムリンのようにチャンピオン目前でやらかす可能性も十分あります。トニーが言うように残り3週、簡単に逃げ切れるわけがありません。

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